ページ上へ

偽造JCBギフトカード発覚!

JCBギフトカードのバナー

商品券は店頭で現金と同じように買い物で使える一方で、日本銀行が発行する現金(紙幣)に比べて偽造が簡単にできます。
犯罪者の立場になって考えれば、1万円札を偽造するよりもギフト券を偽造する方が簡単なことは容易に想像できるでしょう。
2019年4月に偽造JCBギフトカードが発覚してニュースになりましたが、実は偽造ギフト券問題は今に始まったものではなく、過去から何度も繰り返されています。

JCBギフトカード偽造事件の詳細

2019年4月にJCBより偽造ギフトカードによる被害が増えていることを取り上げ、公式サイトで偽物と本物の違いの紹介を添えて注意喚起を行いました。
その後、同年7月30日に指定暴力団幹部の男が偽造ギフトカードを知人へ譲渡した疑いで逮捕されました。
さらに、同年4月以降には金券ショップでの交換やブランド品の購入で偽造JCBギフトカードを使おうとして逮捕された事例が複数発生しています。

偽装は繰り返されている

ここまでで分かるように、偽造JCBギフトカードは暴力団などが組織的に製造しており、違いが分かる資料を事前に周知されていなければ疑うこともなく処理してしまうほど高いクオリティです。
なお、偽造JCBギフトカードの流通が発覚したのは2019年が初めてではなく、2013年と2017年にも同様の偽造事件が起こっています。

ギフトカードの発行者は偽造事件が起こる度に偽造の難しい印刷へアップデートしていますが、犯罪組織の印刷技術も年々進化しています。

また、偽造ギフト券は代理店や金券ショップの店員がしっかりチェックすれば偽物だと判断できるので、発行元から注意喚起が出た後は交換・使用による逮捕者が出やすいです。
こうした特性からJCBギフト券は、印刷のアップデートと偽造技術の進化、および世間で偽造ギフト券の存在が忘れ去られる時期までの時間を空け、イタチごっこのように同じような事件が何度も繰り返されています。

参考:JCB公式サイト
「JCBギフトカード」の偽造券発覚について

金券ショップ

商品券

我々金券ショップでは、偽造ギフトカードの流出事件が起こるとすぐに最新情報が共有されます。
買取時には、慎重な鑑定を行えば高い確率で見破ることができます。
しかし、一部で騙されてしまう金券ショップも多いのが現状で、見抜けずに買取してしまう原因は油断です。

・直近でギフト券偽造の事例・情報が出ていない
・明らかに犯罪をするような人に見えない
・買取希望する金額や枚数が少ない

以上の3点が揃っている時は偽造ギフト券の鑑定ミスが起こりやすいです。
ニュースが出て偽物の特徴が出ている場合は、必ず細部まで情報確認を行っているほか、多くの金券ショップはJCBギフト券や全国百貨店共通商品券など主要な商品券で偽造をチェックするマニュアルが用意されています。

直近で情報がないと、正しい手順の確認を省略して騙されやすい一方で、偽造ギフト券の特徴を把握していなくても、大量の換金を希望するなど不自然なケースでは入念な鑑定によって偽造を見抜くことができます。

マイナーなギフト券は見抜くのが困難

そもそも金券ショップの場合、主要なギフト券は本物の在庫を多数持っています。
少しでも怪しいと感じた場合は本物と比較しながら鑑定できるので、偽物を見抜くことは難しくありません。

例外として、ローカルのスーパーマーケットなどが発行するマイナーなギフト券の場合は、比較する材料がないので不正を見抜くことが困難です。
在庫を持っていないことが多いマイナーなギフト券は、購入する需要が低いほか、偽造などの不正売買のトラブルリスクが高いことも考慮して、低い買取レートを提示しています。

JCB以外に偽造が多いギフト券

アマゾンギフト券

JCBギフトカード以外に偽造や詐欺トラブルの多いギフト券は以下の通りです。

ビール券
小規模小売店の自社発行ギフト券
Amazonギフト券

商品券やギフトカードといえども、偽造するには高いコストをかけた最新の印刷技術が必要です。
そのため、使い勝手が良いものや金券ショップでの買取レート(換金率)が高くなければ、偽造する価値がないと判断するのが犯罪組織の本音でしょう。
こうした特性から、JCBギフト券と紹介した3つのギフト券は度々偽造や不正売買が問題になっています。

人気の高いギフト券はほかにも多数ありますが、普及率が高い全国百貨店共通商品券の場合は、現金と同様に透かしの印刷技術を使用するなど偽造するのが困難です。
JCBギフト券は偽造しやすいデザイン、および印刷技術と換金価値が高い特性から、ギフト券の中で圧倒的に偽造事件の発生件数が多いです。

Amazonギフト券偽装の詳細

Amazonギフト券については、本物そっくりに偽造するのではなく、ギフトコードを控えておいて売却後に使ってしまう詐欺事例が多いです。
我々店舗型の金券ショップではアマギフの買取自体を行っていませんが、ネット集客で買取を行う店舗を狙った買取店での不正売買が多数見られます。
買取時には身分証の確認を行っていますが、アマギフや金券ショップで現金に換える犯罪組織の多くは、提示する身分証そのものを偽造していることが多いです。

アマギフや各種ギフト券の買取で身分証の提示や長い鑑定時間を要しているのは、偽造・不正利用などのトラブルリスクが大きい業界事情があることを理解していただけると幸いです。
中古でギフト券を買う時は、偽造や不正利用されたギフト券を掴まされてしまうリスクがあるので、個人売買ではなく多少割高でも信頼できるショップから購入することをおすすめします。